鉛筆でかいた絵がステキな本3冊

「鉛筆日和」という名のサイトなので、
伝えることがいまは下手であっても、
「鉛筆でかいた絵っていいよね」ということは宣言しておきたいと思います。

編集長「ぼく」が選び決める、
鉛筆の絵っていいなとしみじみ思う3冊をご紹介します。

『しりとり世界いっしゅう』旅する10人のイラストレーター

この本を手にとった人をすごく安らかな、ゆかいな気持ちにしてくれる本ではないかと思います。
Amazonで中古で安値で取引されるのが意外なほど、いい本です。
すべてのイラストが鉛筆で描かれているわけではありませんが、
間違いなく「絵っていいな」と思えます。
ほっこりします。

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ぼくは、平澤まりこさんの絵に特に魅力を感じました。

『There’s meny dog shit in your house』長崎訓子

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タイトルの意味はよくわかりません。
長崎訓子さんはいくつかの作品集を出版されていますが、
このイラスト集が一番、「かわいている」気がするので一番好きです。

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あとがきで、

本づくりの試みとして、通常の印刷工程でできる最大の厚さで作ってみようと思った。

とかかれてますが、この分厚い(しかし版は大きくない)特殊な本の造りも大好きな理由のひとつです。

数量限定なので現在は入手困難かもしれません

『スタジオジブリレイアウト展 図録』

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なにを隠そう、編集長「ぼく」は、ジブリにはまりまくってた時期がありました。
「鉛筆画好き」としては、たまらない展覧会でした。
(2009年夏、大阪・天保山でみました。)
ただただ、すげーなと思いました。
いくつかの理由はあるのですが、
アニメの作品になると、セル画というキレイな絵になってしまいます。
いうなれば、作品ではないんですよね。
完成させて人にみせるのは、セル画ですし、
レイアウトという、完成形を作業をするひとたちで共有するためのものなので、
世に出す作品ではない、なのに、こんなにもこまかくて、
こんなにもステキなのー!?っていう感動があります。

ジブリにはまりまくっていた頃、
「今の世の中で一番絵がうまい職業は、アニメーターだ」と思ってました。
漫画家やデザイナーやイラストレーターを知った後に知った、
「アニメーターという生き物」への驚きと感動でした。

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宮崎駿さんが、『崖の上のポニョ』を作った時に、
「人が鉛筆(手)でかいたものは、伝わる」みたいなことを、
おっしゃっていたことが忘れられません。

こちらも現在は入手困難かもしれません

3冊を並べてみました

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3冊を並べてみました。
(本のサイズのアンバランス感が、
それぞれの個性だといわんばかりで、ステキです。
3冊を一緒に本棚に並べようという気にはなりませんね)

どんな絵であれ、なにかしらやっぱり味があるように思います。
うまい下手ではない、「絵」のもつ魅力を、
追っていきたいと思う鉛筆日和です。
(今回の3冊は結局うまいんですが)